以下は Solaris 2.5.1 を走らせている Sun SPARC サーバの基本的なデザインの例です。 これらのシステムは実際に仕事で使っており、技術開発の用途に用いています。 通常のメール配送などのジョブに加え、多くのデータベースや CAD アプリケーションを提供しています。
ここではシンプルであることが重要なので、
/usr/lib は /usr から分離していません。
だいたい 100 人ほどのユーザ向けに作られた基本レイアウトです。
   Drive:        SCSI 0                      SCSI 1
   Partition     Size (MB)   Mount point    Size (MB)   Mount point
     0           160         swap           160         swap
     1           100         /tmp           100         /var/tmp
     2           400         /usr
     3           100         /
     4            50         /var
     5
     6           remainder   /local0        remainder   /local1
このサーバには特殊な要求があり、たまに大きなパーティションが
(短い間ではありますが) 必要になる場合があります。
そのためドライブ 0 にできるだけ多くの役割を割り当て、
/local1 に大きなパーティションを残すようにしてあります。
この設定で長い間使っていますが、特に不満は生じていません。
より一般的なシステムでは、 /tmp や /var/tmp、
さらに /var などをドライブ 1 に移動すると良いかもしれません。