このファイルには、モデムに関する設定を次のようにします。
|    set baud 19200     # デフォルトのボーレート
   set bits 8         # データのビット数
   set parity 0       # パリティ無し
   set stopBits 1     # 1ストップビット
   set meta_tr off    # (後述)
   set autozm on      # zmodem でのダウンロードが半自動で行えます
   transmit "ATZ^M"   # モデムの初期化コマンド。モデムに合わせて設定。
                      # 但し、多くのモデムはそれ自身の不揮発メモリの
                      # 中に入っているのでここでの設定は不要です。 | 
ボーレートは必要に応じて、300,1200,2400,4800,9600,19200,38400 の何れ かを指定します。14400 や 28800 が無いのは、kernel のシリアルドライバ がサポートしてないからです。
このファイルには、BBS の電話番号、ネット名、そのネットのログインスク リプトのファイル名などを指定します。
| 123-4567 Kusanone BPS=19200 320-7470 Nifty-9600 BITS=8 BPS=9600 SCRIPT=script.NIFTY | 
BPS= は必要に応じて、300,1200,2400,4800,9600,19200,38400 の何れかを 指定します。14400 や 28800 は無いので要注意。この BPS= を指定しない ときは ~/.seyon/startup で指定したデフォルトの値になります。
SCRIPT= にスクリプトファイル名を記述しておくと、それに従って自動的に オートログインできます。
前項の例のように SCRIPT=script.NIFTY とした場合 script.NIFTY という ファイルを作成し、下記のように記述します。 これは、NIFTY ROAD-3 (9600bps)の場合の例です。
| waitfor "HOST NAME?" 30 if not waitfor goto exits endif # connect NIFTY ROAD-3 (9600bps) waitfor "*" transmit "C NIF^M" waitfor "--->" 10 transmit "SVC^M" # send ID waitfor "--->" 10 transmit "ABC01234^M" #「ABC01234」の所は自分の ID を入れます。 # send PassWord waitfor "--->" 10 transmit "XYZ98765^M" #「XYZ98765」の所は自分のパスワードを入れます。 exits: | 
最初の方は、"HOST NAME?"という文字列が来るのを30秒間待って、来なけ れば exits: に飛びます。来たら"*" を待ち "C NIF^M" を送信する・・・ 以下同様で ID とパスワードを送信します。^M はENTERキーのことです。
ファイル転送に使うプロトコルやディレクトリを指定します。 Xmodem, Ymodem,Zmodem が使用できます。 Nifty Serve の BPlus については、 「8. Nifty の BPlus でダウンロードするには?」をご覧下さい。