マウスを正しく動くようにするために必須となる、XF86Config ファイル中の二つの最重要パラメータは Protocol と Device です。
Protocol (プロトコル) については、gpm が互換のプロトコル名を用いていますので、詳細はそちらを参考にしてください。 以下は gpm の info ページからの抜粋 (もっとも普及しているものから数種) です。
Table 1. X でのもっともありふれたマウスプロトコル
| プロトコル名 | 説明 | 
|---|---|
| Microsoft | 標準マイクロソフトマウス | 
| MouseSystems | これは三ボタンシリアルマウスの標準プロトコルです。 | 
| MMSeries | タイトル通りです。このマウスデコーダは標準シリアルオプションも受け付けますが、通常は必要ありません。 | 
| Logitech | これは古いタイプのシリアル Logitech 社マウスで使われていたプロトコルです。 | 
| バスマウス | 一部のバスデバイスがこのプロトコルを使用しています。例えば Logitech 社製のものが該当します。 | 
| PS/2 | 殆どのバスマウスで使われているプロトコルです。 | 
| IMPS/2 | PS/2 ポート向けの "IntelliMouse" 用です。USB マウスでもこれで動作します。 |