Minicom はフルスクリーンのシリアル端末エミュレータパッケージで、 MS-DOS 用の古い Telix 端末エミュレータに非常に良く似ています。
まず、次のコマンドを使って、設定モードで Minicom を起動します。
すると以下のメニューが現れます。
| Filenames and paths File transfer protocols Serial port setup Modem and dialing Screen and keyboard Save setup as dfl Save setup as.. Exit Exit from Minicom | 
ここで、Serial port setup を選び、設定します。
| A - Serial Device: /dev/ttyS0 B - Lockfile Location: /var/lock C - Callin Program: D - Callout Program: E - Bps/Par/Bits: 9600 8N1 F - Hardware Flow Control: Yes G - Software Flow Control: No | 
では、設定を保存してください。
そして Minicom を終了します。
モデムを設定するには、 minicom -o console コマンドを使って、 モデムを初期化する文字列を送出せずに Minicom を立ち上げます。 では AT コマンドを出してモデムを設定しましょう。
設定が終了したら、Quit オプションを使って、 モデムにリセット文字列を送らずに Minicom を終了します。このオプションは Alt-Q です。
Minicom は Alt ではなく、 Ctrl-A を使ってメニューシステムにアクセスすることがときどきあります。 以下のような Minicom のスタートアップメッセージでヒントを探して下さい。